尻の臭い親父

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引っ越し屋の親父#1

作:尻臭嗅二郎
2016/07/25
カテゴリ:引っ越し屋の親父
やってきた二人組の作業員のうち、責任者らしき年上の男が俺のタイプだった。
40代後半の、がっちりした体格。長年肉体労働系の仕事をしているのか、半袖の作業服からのぞく腕はかなり太い。
腹には年相応の脂肪が乗った、うまそうな筋肉親父だ。
若いのと二人でどんどん荷物を運び出す。
最後に親父だけが1Kの部屋に入ってきて、残っていた数個の段ボールを積み上げると一気に持ち上げた。
大きな手を伸ばして屈んだ親父。
紺の作業ズボンをぱんぱんにしたでっかい尻がどんと突き出され、割れ目どころかブリーフラインまでくっきりと浮かび上がる。
俺は迷わずその後ろにしゃがみ込み、親父の尻の割れ目に鼻を当て、匂いを嗅いだ。
…くせっ!
夏場のせいか、割れ目は熱いくらい温度が高かった。ズボンの中の湿度も結構高そうだ。
蒸れた割れ目の奥から、期待を完全に上回る下痢臭い尻の匂いが鼻を直撃した。
あまりの臭さに鼻がもげそうになる。この親父、尻の拭き方を知らないのか?
荷物を載せたトラックを見送る俺の鼻には、まだ筋肉親父の下痢臭が残っていた。
後でまた嗅いでやろう…。
 
新しい部屋で待っていると、まず親父が入ってきた。さっきの段ボールを一気に運び、下に下ろすために屈んだ。
早速チャンス!俺はまたしてもでかい尻の割れ目に鼻を埋めた。
ぐうっ、くっせえ!
トラックを運転してきたせいで、ズボンが汗でぴったりと尻に張り付いてる。当然蒸れ蒸れだ。さっきよりも下痢の匂いがきつい。
このまま尻を押さえて嗅ぎまくりたいのをなんとか我慢する俺。
ぐるぐるぐるぐるうぅぅ。
突然、荷物を置いて立ち上がった親父の腹が鳴った。かなりの音で、後ろに居た俺がびっくりした。
あっという間に二人で荷物を運び終える。親父の土手っ腹は部屋に入るたびにぐるぐると不気味な音を立てた。
若いのがトラックに戻り、親父が段ボールの上で伝票を書き始める。
俺はまた親父の後ろにしゃがみ、割れ目に鼻をくっつけてくんかくんか。
親父が書き終わる20秒くらいの間、臭すぎる尻の湿った匂いをたっぷりと楽しんだ。ほんとにくせえケツだなあ。
ぐるぐるぐるぐるうぅぅ。また親父の腹が鳴る。
「部屋に傷が付いていないか確認してください。」
そういう親父の野太い声は息が上がっている。そして、なんだか切羽詰まっているような。
「あのう…傷は大丈夫なんですが、このクローゼットをもう少し左に置いてもらえませんか?」
「分かりました。」
親父がクローゼットに抱きつき、全身に力を込めた。
「よいしょっ!」
ぶへえぇぇぇぇぇぇ!
作業ズボンの中で長い長い屁をこきながら、クローゼットが持ち上がった。
ぱんぱんに膨らむむきむきの両腕。そして、むわあっと立ち込める卵臭い屁。
親父は「すみません!」と謝り顔を紅潮させながらも、俺がいいと言うところまでクローゼットを動かした。
ぶびいぃぃぃぃぃぃ!下ろす直前でまた尻が鳴った。さらに強烈な屁の匂いが広がる。
どうやら急激に糞が下りてきているようだ。
「トイレ、使いますか?」
また謝ってきた親父に、俺はなんとなく期待を込めて尋ねてみた。
「…申し訳ない。」
少し考えてから親父が頭を下げた。
うまくいった!やっぱり糞がしたいんだな。
が、便所に向かって親父がくるりと向きを変えたとき。
 
どすっ、がっしゃあぁぁん!
紺のデカ尻が積まれた段ボールにぶつかり、一番上の箱がなだれ落ちた。明らかに、割れ物が割れる音だった。
「ああっ!すみません!」
俺と親父が同時に箱に駆け寄る。
親父が逆さまにひっくり返った箱を持ち上げて戻し、俺がガムテープを剥がす。
蓋を開けると、きれいに真っ二つに割れた大皿が飛び込んできた。親父の顔がさあっと青ざめていく。
「申し訳ございません!ほんとうに申し訳ございません!」
床に手を付き、ひたすら平謝りの筋肉親父。
「高かったし、気に入ってたんだけど。」
全然そんなことはなかった。
確かにブランド物だが、この前出席した結婚式の引き出物だし、一人暮らしの俺には正直邪魔なくらいの大きさだった。
でも、この親父にペナルティーを与えたい。
臭い尻で段ボールを崩しやがって。尻の臭い親父は懲らしめてやらなければ。
俺はもらった伝票の「担当者」を確かめると、立ち上がって部屋のドアをぴたりと閉めた。
「謝ってもらうだけじゃ駄目だな。とりあえず、中腰になってケツ突き出してくださいよ、倉森さん。」

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