俺が男湯の脱衣場に入っていくと、トイレに近い棚のところで、風呂から上がったばかりの親父が新しいパンツを履いていた。親父の服が山盛りになった籠の隣を使う。
60代だろうか、体の重そうな、禿げ上がった頭の親父。白ブリーフが色白の尻を覆い隠す直前で、後ろに軽く突き出されたでかい尻肉がぶるんと揺れる。丸みのあるすべすべしたいいケツだ。
体全体にも脂肪が乗り、色白で上品な餅肌をしている。腰回りには洗濯したブリーフが張り付いて早速ゴムが食い込み、見るからにどっしりだ。腹は前にでんと大きくせり出している。
親父は手際よく服を着ると、気難しそうな顔に銀縁のメガネをかけ、バスタオルにくるんだ汚れ物を抱えてさっさと脱衣場を出ていった。
タイプの太鼓腹親父だったなあ。口髭まで立派に生やしちゃってさ。チンポは見れなかったけど、どんな形してんだろう。もっと早く来ればよかった。
そう思いながら親父が使っていた脱衣籠を何気なく見ると。
なんと、底の手前側に、でかい白ブリーフが。乱雑に脱ぎ捨てられたままの状態で置きっぱなしになっていた。明らかにさっきの親父が忘れていった"古いほう"の物だ。
俺の心臓がばくばくと高鳴る。素早く籠に手を入れて年上の同性の温かい下着をつかみ出し、何食わぬ顔でトイレに向かう。ドアを閉めるときに振り返った脱衣場に親父の姿はなかった。
それでは、汚れをチェックさせていただきます。
握りしめていたブリーフを両手で左右に大きく広げ、股間と尻を包んでいた布の内側を電灯のもとにさらす。
うわ、ケツんところにすげえウン筋付けてやがる。穴の位置はここだと言わんばかりに、楕円形に広がる茶色のシミ。真ん中はさらに濃くて焦げ茶色。汚いシミの上に黒や銀色の太いケツ毛が何本も散らばってやがる。
と、茶色く変色したところからぷーんと臭い匂いが鼻まで漂ってきた。これはもう、嗅ぎながらセンズリさせてもらうしかない。
俺はLLサイズの白ブリーフを頭に被った。大きいサイズだからすっぽりと余裕がある。
それから、期待に胸を膨らませて広い布の中にそっと鼻をあてがい、恰幅のいい初老の親父の尻の匂いをくんくんと嗅ぎ始めた。
く、くせえ!糞の匂いはもちろん、ウン筋特有の、枯れ草が焼けたような鋭い臭みが鼻に流れ込んできた。マジで臭い。
尻フェチの俺にはたまらない、禿げデブ親父の恥ずかしいケツ穴の匂いだ。ううっ、ずいぶん香ばしいケツ穴じゃねえか。
一応は前のほうも嗅いでおかないと。と思って布をずらしたら、ものすごいションベン臭。
きついアンモニアの臭みに驚いてもう一度電灯にさらして見ると、切れが悪く盛大に漏らしてしまった真っ黄色のションベンが前袋いっぱいに見事なシミを作っていた。道理でくせえわけだ。
ホースが短いのか?しかし、その部分は膨らみの形に大きく伸びきっていた。親父がデカマラの持ち主であることは容易に想像が付く。残尿が大量なだけだ。
玉袋の布もはっきりと大きく膨らみを残し、加齢臭に混じってなんとも雄臭い匂いを発しているのに。前はションベンが付きまくりで、わずかに湿り気さえ帯びている。こっちにも陰毛と玉袋の毛が黒や銀色に何本も張り付いたままだ。
いい年してパンツにこんなにションベン付けて、恥ずかしい親父。いや、年だからこんなにションベンが付いてしまうのか。ズル剥けなのかチンカスの匂いは少ないが、つーんとションベン臭いのがとにかく鼻にしみる。
そして、尻側の布は年に似合わず汚れまくりだ。いったい何日履いたらこれだけ濃くて太いウン筋が付くものなんだろうか。
というか、いい大人なんだからケツぐらいちゃんと拭けよ。年取るとケツ穴まで緩んで糞のシミを付けてしまうってことか?
いや、あの親父はきっと不器用なんだろう。でかい尻の真後ろまで手がきちんと届かないのに違いない。結構太ってたからな。
ちょっと嗅いだだけでぷーんと臭いんだから、鼻をぴったり押し当てて拭き跡の汚れを吸い込んだらどんなに臭い匂いがするだろうか。俺は再び後ろの布を嗅ぎ、マラをしごきながら焦げ茶色の中央部に飢えた鼻をぐっとくっつけた。
ぐううっ、くっせえ!それはもう、香ばしいを超えてウンコの肉質な臭みと脂っこい尻汗の強烈な臭みがくーんと鼻から脳味噌まで抜ける匂いだった。
よく見ると、親父のケツ穴がこすれた生地に細かな糞カスがざらざらとくっついている。親父が自分で拭き取れなかった糞の汚れがこってりと付着し、俺は今その汚い糞カスを直接嗅ぎ回していることになる。
これは、禿げ上がったデブ親父の臭いケツ穴に直に鼻を押し当てて匂いを嗅ぎ回しているのとほとんど同じだ。
俺より30歳は年上の、初老の男のくせえウンコの匂い。涸れた雄のケツ穴からにじみ出た臭いフェロモンの匂い。何発もこいた屁の残り香が深部にまで染みついた臭い生地。
あんなに気難しそうで世の中を知り尽くしているような顔をした親父が、普段からパンツをこれほど汚くして街を歩いているんだと思うと興奮が止まらない。メガネの奥から辺りを睥睨していそうな肥え太ったしかめっ面が浮かぶ。通り過ぎる若いカップルも年下リーマンも全て見下してどっしり無言で歩いてる太鼓腹親父が、自分の尻には無頓着なんて。
食事するときは髭の口元をもぐもぐ動かして、いい物たくさん食ってるんだろ?だからこんなにケツの汚れがくせえんだよな、肥料みたいだ。取り替えた新しい白ブリーフも数日後にはどうしようもないくらい黄ばんで茶ばんですげえ臭くなってしまうんだろうな。ああくせえ、くっせえなあ。
「くせっ、くせえ。ケツくせえ。親父のケツくっせえ。おおくせえ、おおくっせえ。くせえ穴だなあ。」
俺の小声が響くトイレの中に、広げっぱなしのブリーフから親父が汚した糞カスとションベンの匂いが重く広がり、用を足してもいないのに空気がすげえ臭くなっている。できることならいつまでもこの汚い白ブリーフを被っていたい。俺は年輩の尻とチンポの恥ずかしいほど臭い匂いを交互に嗅ぎながら、しゅっしゅっとマラをしごくスピードを上げた。
親父のくせえケツ穴、くせえチンポ、たまんねえよ。最高だぜ、禿げデブメガネ親父!くせえよお!
限界まであっという間に駆け上がり、最後は太った初老親父のざらつく糞カスに鼻をこれでもかと押しつけて、すーはーと濃厚な大便臭を深呼吸しながら思いきり果てた。ほんとに臭かった。
臭みの残るトイレから出ると、さっきの親父が居た。ちょうど棚のところで自分が使っていた脱衣籠の中をのぞき込んでいる。誰にも見られたくない、こっ恥ずかしい汚れ物を置き忘れたことに気づき、急いで取りに戻ってきたんだろう。
俺はブリーフをポケットに突っ込んでばれないようにすると親父の様子を斜め後ろから観察した。これから寒い外に出るため、冬物の暖かそうなジャンバーを着込んで手袋もしている。隠れてしまった餅肌がもったいないが、着ぶくれした体もまた貫禄があってとてもいい。
親父は銀縁メガネを傾かせて、何度も脱衣籠や棚をのぞき込んだ。自分の汚れた下着がきれいに消えてしまったのでなんともけげんな顔をしている。
やがて、親父はきょろきょろと目を動かすのをやめてのそのそと脱衣場を出ていった。取り戻すことを諦めたのだろう。俺は距離を取って静かに親父の広い背中を追いかけた。
のれんをくぐって待合場所に出ると、親父は奥さんに何かぶつぶつと言っているところだった。なかなかきれいな奥さんだ。
俺はポケットからブリーフを引きずり出し、大きな下着をぶらぶらとぶら下げながら親父の肥満体に近づき、とんとんと肩をたたいて振り向かせた。
「お探しの物はこれですか?」
LLサイズの白ブリーフを裏返しにして、こってり付いた尻の汚れを親父と奥さんに見えるように高く掲げる。
楕円形に広がる焦げ茶色の太いウン筋。細かな糞カスに絡みつく縮れたケツ毛。白髪まで見せていながら60を過ぎた大人の下着とは認めがたい糞の拭き損じた汚れが肛門部分の一面に付着している、汚い白ブリーフだ。
「うわっ!」
最も恥ずかしい部分を照明の下でクローズアップされ、硬い親父は思わず声を上げた。そのデカ鼻に糞カスの染みついた後ろの生地を突き出して強引に被せる。
「うっ、くせっ!」
「臭いでしょう?お父さんの臭そうなパンツが脱衣籠に忘れてあったので、トイレでくせえケツの匂いを嗅ぎながらセンズリさせてもらいました。お父さんったらほんとにケツ臭いですね。
前もこんなにションベンのシミ付けて。奥さん、ご主人のブリーフの汚れっぷりはすごいと思いませんか?」
隣の奥さんは驚きのあまり、白ブリーフの前に広がる黄色い地図を呆然と見て固まった。親父の鼻から布を取り去ると、茶色に変色した尻側の生地も広げて見せてやる。
口髭を生やした親父の丸顔は恥ずかしそうで、まさしく耳まで真っ赤だった。そして、俺を手で追い払うようにしながら急いでこう言った。
「そ、それは私の忘れ物じゃない。人違いじゃないのかね?変なことを言うのはやめてくれ。」
「1週間履いて汚した白ブリーフを持ってくる約束でしたよね?配島さんの臭いウンコとオシッコの匂いが嗅げると楽しみにしていたのに。」
毛塚医師は初老の紳士の両手に何もないのを見て、落胆の色を隠そうともせずいらだたしげに問い詰めた。
その責めるような口調にたじろいで、配島清作がもごもごと口の中で力のない言い訳をする。
「健康ランドで脱衣籠に置き忘れてしまったんだ。それを若い男に盗まれて…。」
「その男は配島さんの汚れたブリーフをオカズに一発抜いたと言っていましたか?」
配島が身を縮めて「ああ。女房の前で大恥かかされたよ。」と答えたのを見て、毛塚医師の顔がにっこりと輝いた。
「そうでしょう。あれだけ汚い親父ブリーフは広げて嗅ぎ回すのが一番です。配島さんのウン筋とションベンジミはすごく臭くていい匂いですからね。」
あからさまに指摘されて、大柄な紳士はますます身をすくめた。
「まあいいでしょう。今回の汚れ物はその男に譲るとしましょう。その代わり、次はもっと臭いのを作ってください。頼みましたよ。」
もはや逆らうことのできない医師の命令に、配島は恥ずかしそうに唇を噛みしめ、銀縁メガネを伏せてただ小さくうなずくしかなかった。
(完)