「あっ!危ないっ!」
ざあっ!という土を滑る恐ろしい音を上げてトレッキング姿の人間が崖から落ちていく!
あの人、死んでしまう!助けなきゃ…。そう思った僕は山道を一気に駆け登った。坂がきつくて息が切れる。間に合うのか?なんて計算もしてない。
人が落ちていった場所まで登ってきて崖の下をのぞいた。あれ、人が居ない。おかしいな、どこだろう?
もしかして、と崖の途中に立っている巨大な松の木に視線を合わせ少しずつ目を動かしていくと、たくさん生えている幹や枝の一つにさっきの白いトレッキングウェアの人が居た!
滑ってる途中で崖から空中に放り出されたのか、奇跡的に松に体が引っかかったらしい。なんとか枝につかまって下の岩場に落下するのは避けられたけど、腕1本でぶら下がっているのが明らかだった。
あれを、どうやって助けたらいいんだろう?こちらから見える背中は広いし、体の大きな男の人だと思う。しがみつけた松の枝は太いけど、人間の体重をいつまで支えてくれるか分からない。現に、沢を吹き抜ける風を受けて人も枝も不気味に揺れていた。
なんとかしなきゃ…!そう念じた僕の体が勝手に浮いた。そうか、空中を蹴ってあそこまで飛んでいこう。近くに行けば何か手があるはずだ。
あれ?
「部長じゃないですか!」
松の近くで回り込んで見てみると、短くて太い腕を枝に絡ませて必死にしがみついている荒熊部長だった。
「…勝呂じゃないか!」
苦しげに声を上げる部長。反射テープも付いている白いウェアをぱんぱんに膨らませた太っちょ親父。こんなデブ体型でぶら下がったら、そりゃ松もぎしぎしきしむよな。
けど、右腕1本で全体重を支える苦しそうな荒熊部長の顔…。はっ、くっ、と短く息を詰めて、あまり筋肉があるとも思えない太い腕に懸命に力を集中させている。
少しでも気を抜いたら下に落ちて即死だ。気を抜かなくたって、枝が体重を支えられなくなってぼきっと折れたら同じく即死だ。そんな命の限界とマジに向き合ってる53歳の太ったお父さんが、不謹慎だけどカッコよく見えた。
けど。荒熊部長の周りが、なんか臭い。いや、なんかじゃなくてはっきり、新鮮なウンコの匂いがしてた。
「は…早く私を助けろ…!腕が…ちぎれてしまう…!」
ぶりりりりっ!
動きやすいように縦に割れたトレッキングパンツの真ん中で水っぽい屁が震えて、あっ…、とデブ親父が小さくうめく。尻が奏でた屁はほとんど肉質な濃厚ウンコの匂いだし、白いズボンの真ん中が、縦に割れてなかった。
…途中が、ぶくっと盛り上がってる。
「ぎゃはは!荒熊部長!ウンコ漏らしてますよ!ぎゃはは!」
「知ってるからぎゃははって笑うなっ!」
腕の力を維持して赤くなり始めている親父の顔がもっと赤くなっていく。ズボンの膨らんだ具合からするとまだウンコの頭が出ただけの状態らしい。
崖から滑り落ちてる間に体が力んで脱糞が始まってしまったんだな。死と隣り合わせの非常事態だし、人間そうなるものかもしれない。
とはいえ、大人なのに必死すぎてズボンの中で脱糞してる荒熊部長がかわいい。屁もウンコ出てる途中だから大人なのに情けない音だった。匂いもすごい下品。
「昨日何食ったんですか部長。すげえ臭いウンコの匂いしてますけど。ケツのとこ膨らんでるの丸見えですよ。」
「うるさい!昨日は肉炒めだよ!変なこと聞かないで助けろ!」
僕は無言で部長の背後まで空中を移動して、背の低い豚親父よりも1メートルくらい低い位置で停止した。
白いトレッキングパンツに包まれたでかい尻が目の前だ。両手で尻に抱きつくと、ウンコを漏らした臭そうな棒状の膨らみに鼻を突っ込んでくはあっと深呼吸した。
「くっせえ!」
生臭い腐った肉の匂いが一気に流れ込んできた。出てきたばかりのウンコはまだほかほかで、丈夫そうなズボンの上からでも人肌の温もりが鼻に伝わってくるほどの新鮮さだ。大人の男の臭い温もりに僕のチンポが勃起する。
意外と硬いウンコの頭だ。何度でも鼻を押しつけて情けない匂いを嗅ぎたくなる。53歳の管理職の男なのに、便所じゃないところでケツの穴からウンコ出てる途中なんだこの人。
「くはあ、くせえ。くはあ、くせえ。くはあ、くせえ。」
「くせえのはもう分かった!漏らしてしまったんだから当たり前だろう!いいから早く救出しなさい!」
荒熊が、ウンコ漏らしてそのまんまのくせに偉そうに僕に命令した。この場合、救出する対象は僕が選んでいいはずだ。まずは、出そうになってるこのウンコを救出するべきだ。
僕はがら空きのバックルに手をかけて大きなサイズのズボンを緩めると、下に履いてる黒のジャージも白ブリーフもつかんで一気に尻を丸出しにした。むうわあっと生臭いウンコ臭を上げて、餅肌のでかい尻が現れた。割れ目の真ん中に太いウンコをくわえてた。
「こ、こら!やめなさい!」
やめません。僕は大人のウンコの頭に鼻の穴を愛おしくこすりつけた。
「ぐお、くっせえ!」
まだ湯気も立ててるあったかいウンコ。匂いもズボンの上からとは比較にならないくらい下品に臭い。ウンコを直接嗅いでるんだからすげえ臭いのは当たり前か。
硬くてごつごつしてるのに鼻の頭にぬるぬるこすれてくる感触がめちゃくちゃいやらしい。この前も軍服姿で縛り付けられてる荒熊大佐の未入浴のケツを嗅げたのに、今度はぶっといウンコを直接嗅げるなんて、運が付いてるぞ。もっと付けたい。
ぬるんぬるん、ぬるぬる、ぬるぬるぬる。べろっ。
「くはあ!くせえし、にげえ!」
「苦いのももう分かった!全く、君は夢に出てくるとすぐ私の尻を嗅ぐんだからな!私の尻は君のオカズじゃないんだぞっ!」
えっ、部長もこの前の夢を覚えてるの?いや、それよりもまず完全に否定しておかなければいけないことがある。
「オカズですよ!荒熊部長のケツは僕のオカズです。臭いんだもん。」
「臭いんだもん、って、君は…子どもか!」
まるで息子を叱りつけるお父さんのように荒熊部長は僕を怒鳴った。「お父さーん!」って叫んで尻に頬ずりしてウンコを嗅ぎまくりたい。でも人の親だし、叫ぶのはやめて残りの二つだけやった。
くせえ、くせえ、幸せだ…。荒熊部長だって下痢気味ばっかりじゃなくて太いウンコもするんだ。ああ、臭くて太い親父のウンコ。頬ずりできて幸せだ…。
ぶりりりりっ!穴とウンコと鼻の間で屁が漏れた。ウン汁まで吹き出す大音量の50親父の屁は、トレッキングパンツの中とは違い周囲の山の尾根にはっきりとこだました。
「くせっ!部下の顔にウン汁吹き付けないでくださいよ!汚いなあ!」
一応きつい調子で言うんだけど、うれしくて全然迷惑そうなトーンにならない。部長もそれを感じたらしく、ふふふ、と呆れたように笑った。
「君なあ、喜んでるようにしか聞こえないぞ?分かった分かった、私の尻は君のオカズだというのも分かった。そろそろ私を助けてくれないか?」
ウンコ助けるのが先ですし、僕がこの出かかったウンコを楽しむのが先です。口にかぷりと入れて、恥ずかしい頭をべろべろとなめてみた。
たっぷり汁が付いてて吐くくらい苦いし、吐くくらい臭い。なのにもう、幸せでたまらない。怖くてろくに話もできないくせに、毎日憧れてた、荒熊岩雄のケツだ。ウンコだ。最高だ!
「くっせえ!!にげえ!!」
―くっせえ!にげえ!―
「荒熊部長のケツは臭いケツだぞお!!」
―荒熊部長のケツは臭いケツだぞお!―
「荒熊岩雄部長53歳が、ここでウンコ漏らしてるぞお!!おーい!!」
―荒熊岩雄部長53歳が、ここでウンコ漏らしてるぞお!おーい!―
「うるさい!!やめろお!!」
―うるさい!やめろお!―うるさい!やめろお!―うるさい!やめろお!―
僕が上司のケツの臭さをばらす大声と、荒熊部長がやめてほしがる大声が静かな山のあちこちに何度も響き渡った。少し離れたところでさあさあと水が落ちる沢の爽やかな音とはまるで別の、超個人的なこっ恥ずかしい情報が広い空間に流れた。
「結構こだましますね、ここ。」
「誰かに聞かれていたらどうするんだね!恥ずかしいのは私なんだぞっ!」
恥ずかしがりながら抗議する豚熊のデブケツを割って肉穴とウンコの間に指を突っ込む。そのまま硬い糞の周りをぐんにゅぐんにゅとこねくった。
ぶりりりりりっ!!ぶびぶび!!
―ぶりりりりりっ!ぶびぶび!―ぶりりりりりっ!ぶびぶび!―ぶりりりりりっ!ぶびぶび!―ぶりりりりりっ!ぶびぶび!―
へへ。ぐにゅぐにゅぐにゅ。さあもう一発。
ぶびぶびい!!
―ぶびぶびい!―ぶびぶびい!―ぶびぶびい!―ぶびぶびい!―ぶびぶびい!―
「ヤバっ、これ面白いですね。ぶびぶびいって豚みたいに汚い屁の音がめっちゃこだましてますよ。」
「面白くないっ!」
すっかり顔が真っ赤な荒熊親父。力を入れてた腕にはもう力こぶはなくて、必死でぶら下がってたのは何だったの?という感じ。
「部長の臭いケツの話なんか、どうせ松の木しか聞いてませんよ。屁もね。」
「私が聞いてるんだよ!恥ずかしいからやめなさいっ!勝呂!」
「待っててくださいね、今すっごいエロい格好にしてあげますから。」
僕は荒熊部長の左腕を取って右腕と同じ枝につかまらせると、両足を持ち上げてその枝の左右に生える太い幹にそれぞれかけた。
「お、おい!何をする気かね!君!」
トレッキングパンツを腿に引っかけたまま大股開きで仰向けの宙吊りになる豚親父。僕は空中を移動して、ちょうど部長のケツの下に突き出ている幹に楽々と腰掛けた。風も止んで、凌ぎやすい柔らかな日差しが出てきた。
「これなら部長の太った体重も分散して木から落ちる心配もないでしょ。よく耐えましたね。命からがらウンコ出さないように片腕で枝にしがみつくのは苦しかったですよね。
もう、何も耐えなくていいんですよ。荒熊部長の太いウンコ、僕が部下として責任持ってケツの穴からほじくり出してあげます。係長の職責を果たさせてください。うっ、くせえデカケツだなあ。」
「やめろ!それは君の仕事じゃないっ!私の尻の穴で遊ぶなあっ!ウンコをほじくり出すなんて許さんぞおっ!」
こだまするデブ親父のSOSを山の全てが無視した。もちろん僕も。硬い毛の生えた割れ目を惜しげもなく全部見せている親父のデブケツに軽くキスしてから、僕は真ん中でごろっと茶色い塊をくわえ込んでるケツの穴を無様に緩ませる作業に着手した。
遊ぶだなんて人聞きの悪い。仕事です。必ず達成してみせます、部長!