隣町の温泉旅館に1泊した。
ここにはよく訪れる。好みの親父のストリップショーを観賞したり、カレーライスを作ってくれそうな親父が居れば即実行するためだ。
カメラも何もないところだから、うまくやればおいしいカレーライスが手に入る。狙い目は午前5時から入れる温泉とその脱衣場だ。
朝食前の7時までは利用する男性客も少ない。小規模サイズの旅館で、5時から開いていても誰も入っていないなんてことがざらにある。
私はいつものように午前5時に早起きすると、親父の大便採取用器具を持って男湯ののれんをくぐった。
朝風呂に来る親父はたいてい独りでやってくる。特に、5時なんてこっ早い時間帯に入りに来る親父は。
そして、そんな親父はたいてい、腹の中に昨夜の大便をたっぷりと溜めている。5分もあれば充分採取が可能だ。
今朝は珍しく先客が居た。60代の禿げ上がった小太りの親父だ。
私はすぐに気がついた。いつかの満員電車でブリーフの脇から器具を穴に差し入れたら、妻が居る横でびちびちと下痢便を垂れながら5個の大きな具を出してくれたお父さんだ。
お父さんはちょうどガラス戸を開けて風呂場へ消えるところだったので、私の顔を見られずに済んだ。これまでの経験から考えれば、しばらくは誰も来ないはずだ。あのお父さんの穴に器具を突っ込もう。もう一度カレーライスを作ってもらうのだ。
すぐさま色黒親父の脱衣籠を物色すると、ズボンのポケットに免許証があった。和久田永さん、66歳か。取り替えたブリーフに茶色のウン筋がはっきりと縦に伸びている。ケツの穴が当たっていたのだろう。
脱いだばかりの温かいブリーフを広げ、股より少し後ろのウン筋に鼻を寄せる。
「くせえなあ。和久田さんのケツはくせえなあ。」
脱衣場には誰も居ないので思いきり声が出せる。ウン筋からは高齢者に差しかかった男のぷんと臭い大便と蒸れた尻穴の匂いがする。舌を這わせ苦いのを確かめると、臭い後ろを一気に口に頬張り、くちゃくちゃと男の大便のすえた苦みをブリーフの布から全て吸い出した。
「ああにげえ。和久田さんのケツは苦いなあ。」
禿げ親父の尻は汚れがくせえしうまい。色黒だからか、よけいに苦みが利いている気がする。唾でぐっしょりと濡れ、きれいにウン筋がなくなったLサイズの白ブリーフを籠に戻して、私も風呂場へ急ぐ。大便採取用の器具だけを持って入るのだ。
和久田老人はまだ温泉には浸かっていなかった。ちょうどカランの前で椅子に座り顔を洗っている。
ここの椅子は他人のケツの穴を容易に見ることのできる、座面が高くて下が空いている構造だ。和久田さんはその椅子に大きくて丸い尻を乗せていた。
風呂場のドアを音もなく閉じて、彼に気づかれないように斜め後ろから観察する。背中にも尻にも湯をかけた跡がない。まだ体を洗う前のようだ。あの臭くて苦いブリーフのウン筋を付けた穴も洗われていないはずだ。
顔を洗い終えると備え付けのシャンプーボトルに手を伸ばした。これはチャンス。
お父さんは鏡も見ずに片方の手のひらにシャンプーを出すと、椅子を後ろに引いて屈み込み、禿げた頭皮を泡立て始めた。その動きに合わせて私は和久田さんの真後ろに音もなく移動していた。
白髪交じりの割れ目の奥でぽっかりと口を開いている尻の穴が丸見えになっている。穴のヒダは蒸れて臭そうだ。穴の中心に向かって細かい糞カスが確かに付着している。
私は準備万端。「差し入れていいぞ。」とばかりに私を見つめ返す親父さんの尻の穴にずぶうっと器具を差し入れた。
こつんと硬い感触。よかった、まだ出していなかったか。即効性の高い特製の浣腸液をその塊の下側を狙って注入した。
「あつうっ!!」
和久田さんのくぐもった悲鳴が温泉内に大きく響く。60度の焼けるような熱さを尻の中に感じるのは彼にとって2度目だ。
ぐぶうぅぅぅぅぐるるるぐるるるぐぶうぅぅぅぅ。腸内に悪魔の浣腸液が染み渡り、ぽっかり開いた尻の穴からふうっとガスが漏れ出して器具に取り付けた袋を少し膨らませる。下りながら屁が出てしまったのだ。
穴と器具がつながったおかげで、椅子から突き出た尻に顔を近づけて間近で見ると肛門のすぐ奥に茶色の硬いウンコが詰まっているのが分かる。
おそらく、温泉から上がった頃に便意を感じてトイレにこもって出すはずだった朝のお通じだ。お通じの詰まったお父さんの尻は割れ目が臭い。私の顔の前に洗ってないケツ汗と糞カスが匂ってくる。
「うぅぅぅぅ、糞が!糞が出るう!やめてくれえ!うぅぅ、出るう!」
体内に眠っていたその便意が今まさに待ったなしに迫ってしまい、和久田老人は禿げ頭を上げることも忘れて目をぎゅっと閉じ、尻を突き出す格好を維持している。何かやられたと分かったのだろうが、後ろを見たくないのかもしれない。気を紛らわすように禿げ頭をシャンプーでがしがし泡立て出した。
しかし、腸の中もごぼごぼと泡立ち始め、ぐぶっ、ぐぶうっ、ぐぶぶうっ、とヒダの奥からどんどん屁が漏れ出してくる。屁をする穴を人に直接見られたことなどないだろう。ぱくぱくしていてこれは完全に口ですよ。私は屁を漏らし続ける親父の穴を指でこねくり回した。
予想どおり、蒸れてじっとりとしている。毛もべたべたする。指を嗅ぐと2日か3日熟成された糞の匂いだ。くせえ穴だなあ。もっといじり回してやろう。
湿った尻穴の周辺をよく揉んでやると、和久田さんの便意は急激に跳ね上がった。横にぽってりと肉の付いた腹回りが震え出し、器具の向こう側で大きな塊がぐぐぐっと動き出す。
ぐぶぶうぅぅぅぅぐるぐるぐるぐるるるぐるるるぐるるるぐぶぶうぅぅぅぅ。
「うわあ!糞が出る!糞が漏れる!うぅぅ、駄目だ、出るうっ!」
和久田さんの絶叫に合わせて蟻の門渡りをぐいぐいと押し上げると、ぐばあ、とケツの穴が大口を開けた。
ぶへえぇぇぇぇ。温泉内に響く間抜けな屁を漏らした直後、すぐそこで待機していた茶色の糞の頭が器具の入り口をむりむりと押し開いた。お父さんの毛だらけの肛門がぐっと力強く盛り上がる。
もう排便は止められない。私は匂う尻に顔を寄せ、妻が横に居ない男湯の洗い場で和久田さんの排便をじっくり観察することにした。