特に早く切り上げるでもなく、剛くんはぱしゃぱしゃと水をかき分けながら私たちの居る場所まで戻ってきた。
熊田さんの臭くて大きなお尻を意識していないときは普通の子なんだよなあ、と不思議な気持ちで無邪気な笑顔を眺めた私だったが、ぱしゃぱしゃと水をかき分けてきたことに妙に引っかかり、そして彼の取った行動が何なのかに気がついた。
「手、洗ってきたんだ…。」
無邪気な少年はこくんとうなずき、「プールの中でね。きれいになったけど、まだ臭い。」と私に両手の指を見せた。
…この市営の児童用プールには既に、市役所職員50代男性の大便が混じっている。
念のため「水に溶かしたの?」と確認すると、「ううん。ただ指から剥がしただけ。」と。じゃあ、混ざってるんじゃなくて、浮いてるんだ…。
まあでも、熊田さんは学童クラブに来るといつもお尻が臭いんだから、普段からちゃんとは拭いていないだろう。だから、普通に泳いだだけで親父のウンコはプールに溶けるはずだ。浮いてるほどかはさておき。
そんな適わぬ理屈など気にも止めない様子で、剛くんは熊田さんの尻のもとへ急ぎ、ただいまもなしにさっさとパンツの裾から両手を入れて尻いじりを始めた。
ぶぐうぅぅぅぅ。指を3本ずつ突っ込んだ小さな両手を55歳の親父の屁が低く長く震わせた音だ。
剛くんがコースを歩く間トイレにも行かずに便意を我慢していたから、ガスが溜まっていたんだろう。確かに水場ではあるが、水族館のアシカみたいな低くて太い音だったから結構目立った。それと、音以上に屁が臭くてかなり目立つ。後ろの剛くんが「くせっ。」と声を上げていた。
熊田さんはといえば、まだ残っている子どもたちをコースに送り出す合図をぐはははと笑いながらいかめしくこなしていた。満杯に突っ込まれた指による尻責めには構っていない。
それを知っていて、剛くんはどんどん尻責めをエスカレートさせていった。またも4本ずつに増やした指で穴の中をぐにんぐにんとほじくり返している。
「ぐはははは!」
ぶぐうぅぅぅぅ。
「ぐはははは!」
ぶぐうぅぅぅぅ。
ドラグール大王の厳つい笑い声が上がるたびに、後ろでアシカが鳴いた。そして、私と剛くんの周りがどんどん臭くなった。
ぐはははは!ぶぐうぅぅぅぅ。ぐはははは!ぶぐうぅぅぅぅ。ぐはははは!ぶぐうぅぅぅぅ。ぐはははは!ぶぐうぅぅぅぅ。
剛くんの両手の指は5本ずつに増えていた。穴を開きっぱなしにされた熊田さんは、ワキ汗をかきながら大きな尻をびくびくさせて便意をひたすら耐えている。
めくれた裾から尻責めを受ける赤黒い穴の周りが見えている。ぼうぼうに毛の生えた大人の割れ目の最も深いところ。8歳の子どもの両手は熊田さんのウンコですっかり茶色になっていた。
太いウンコをつかむようにして穴の中に5本ずつの指が突っ込まれるたびに、ぐちゅぐちゅぐちゅ、と、隣の私に聞こえるほど湿った肉の音が鳴る。そして、その脇から、ぶぐうぅぅぅぅ、ぶぐうぅぅぅぅ、と我慢しきれない中年の低い屁が何度も噴出する。
コースを歩く時間もあと5分くらいだ。こんな激しい責め調子でドラグールさんは持つのだろうか、と思っていると、剛くんはパンツからウンコまみれの左手を抜いた。
そして、毛だらけの尻穴が閉じてしまう前に右手の5本指をぐいぐいとねじ込んでいき、手を入れていった。
ぐちゅぐちゅと半ば強引に肉を拡げる鈍く湿った音が上がる。小さな片手がバスケットボール2つ分の山の間に消えていく。少年は、大好きな熊田さんの尻の穴に手首を入れた。
入れられた熊田さんはびっくりして、苦しさのあまり全身をがくがくと硬直させた。ぐはははは!と笑っていた口が、あ!のまま固まった。声なく「あ!」と叫んでいるのだ。
ぶぐびいぃぃぃぃ、とアシカが、いや、大人の男の尻の穴がつらそうに泣いた。
「すげえ…手が入った。」
剛くんはとても感動したような声を出した。熊田さんにも聞こえただろう。そして、その手首をぐいぐいとさらに突っ込んでいく。どこまで入るんだろうという子どもの無邪気な探究心が、大人の大きなお尻を壊していく。
あ!の口のまま全身をがくがくと痙攣させている熊田さんの尻の穴に、剛くんは手首を越えてさらに5cmほど腕を入れた。水着の股の下は大きく左にめくれて、大人の毛深い尻の真ん中に子どもの腕が入っている様子が丸見えだった。手も含めて軽く15cmは入ってしまっただろう。
「腕が途中まで入ったよ熊田さん…。」
剛くんが背後から熊田さんに暗く話しかける。そして、少年は膝を曲げて少ししゃがむと、その腕をかち上げるようにしてぐちゅぐちゅと狭い肛門へめり込ませ、さらに腕を入れていった。
みちみちみち。そんな重く鈍い音を立てる男の穴。ぐうぅぅぅっと、つらそうに全身を硬直させる熊田さん。されたことのない尻責めに、力を抜くという発想は出てこない。考えに浮かんだとしても、慣れていない穴はすぐに対応できるわけがない。
全身に力の入った状態で尻を無理矢理拡張される熊田さん。剛くんは目をらんらんと輝かせ、やりきると決めてどんどん腕を強引に入れていく。普通のノンケ親父の尻の穴が無理矢理破られ、鈍い肉音を上げながら拡張されていく。
いや、むしろ熊田さんにとっては、大便しか入ったことのない直腸の中を手で拡げられ、20cmも奥の柔らかい場所を指でかき回されるという、常人でもまず体験したことのない責めのほうがよほどつらいかもしれない。触られたことのない彼の肉綿には、昼を大量に食べて催したと思われる、おそらくは太々とした、男の立派な大便が現時点で大切に収納されているのだ。
ぐぼっ、と剛くんの腕が一気に入った。
「ごっ。」
腹を打たれたような重たいうめき声が熊田さんの口からほとばしった。剛くんは構わず腕を入れていく。意外と簡単に入っていく。直腸の中で引っかかっていた箇所を手が乗り越えたのだ、それも強引に。
あっけないほど腕が進入していく穴とはいえ、熊田さんの全身はぐうぅぅぅっと硬直したままだ。口が今度は、お!の形で固まった。
「腸の中に手が入ったよ熊田さん…。」
剛くんの言うとおりだろう。腕は、前腕の太くなっている部分を残して25cmくらい入っていた。たぶん、手首までは腸管の弁の奥まった場所に完全に収まったはずだ。あと10cmも入れれば、親父の穴に肘まで入ってしまう。
「もう入らないみたい。肘まで入れるの、後で挑戦したい。熊田さん、これから泳ぎのレクチャーもやるんでしょ?」
「うん…。」
「じゃ、抜いてあげるね。外まで出てきてたウンコ、腸の中まで戻してあるよ。」
「ありがとう…。」
お互いが顔を見ない会話をしてから、少年の細い腕はみちみちと熊田さんの尻の穴から抜かれていった。細いといっても直径6cmはあるのではないか。
この前見せてもらったウンコも確かに極太だったが、ウンコしかしたことのない熊田さんからすれば子どものでも腕は相当に太いはずだ…。
みちみち、ぐちゅぐちゅと排泄のような音を立てて手が抜かれた。べぼっ、とよく分からない屁が穴から出る。辺りにはなんとも言えない内臓臭が満ちた。
「あの、熊田さん。トイレ、大丈夫ですか?」
そのときの臭さに気づいたというタイミングで私は再度ストレートに質問した。隣の熊田さんの太った体からはワキの周辺を中心につらそうな脂汗が吹き出し始めている。
「はは、大丈夫です。今は少し楽になりましたから。平泳ぎ、やりましょうか。」
「お願いします。」
私は無慈悲に予定どおりの行動を要求した。ここでトイレに行かれたら我々ががっかりしてしまう。剛くんがウンコを直腸の奥に戻したのだからまだまだ我慢できるだろう。
ドラグールのサテンブラックの水着は元どおり縦の割れ目に食い込んでいたが、茶色だった。内臓臭が落ち着いた後でも、なんとなくそこから臭い匂いが上がってくるようだ。
さあ、そのカッコいいウンジミをクラブのみんなに見せてあげてください。同意を求める視線で剛くんを見やると、熊田さんの穴に突っ込んでいた右腕をぱしゃぱしゃと水の中で洗っていた。左手は口の中だ。
手や腕のあちこちに付いている55歳の親父のウンコが剥がれて、ふわふわと水を漂い始める。その量はおそらく両手の指でしきりと掘削遊びをして水中に放った汚い泥カスの比ではない。特に、手と指には中年の男から分泌された腸液がねとねとと光っており、剛くんはしつこいその分泌物をたくさんのウンコと一緒にぱしゃぱしゃと洗い落としていた。
私のほうにも茶色い物が流れてきた。手にすくって、臭い塊を口の中に入れる。熊田さんのぶっとい腿の裏にもぺっとりとくっついた。
腕入れを必死で耐えた腿の裏に自身のウンコ汚れが…。これなら多少汚れた臭い水着で泳ぎをやってもプールの被害に大差は出ないだろう。それにしても、苦くてくせえ親父のウンコだ…。